ArcGIS QuickCapture を使用するには、デバイスおよび ArcGIS アカウントが以下の要件を満たしている必要があります。 プロジェクトで高精度な位置データの収集が必要な場合は、外部の GNSS 受信機を使用する必要があります。 これらの要件の詳細については、「受信機の選択」をご参照ください。
モバイル アプリに関するデバイス要件
QuickCapture は、次のオペレーティング システム (最低バージョン) でサポートされています。
オペレーティング システム | OS のバージョン |
---|---|
Windows |
|
Android | 6.0 Marshmallow 以降 (ARMv7 32 ビットおよび ARMv8 64 ビット) |
iOS | 12 以降 (64 ビット) |
注意:
これは、Windows 8.1 がサポートされている最後のリリースです。
QuickCapture デザイナーでサポートされているブラウザー
サポートされているブラウザーを以下に示します。 最良のパフォーマンスを得るには、最新バージョンを使用してください。
- Chrome
- Firefox
- Safari
- Edge
注意:
Edge Legacy はサポートされなくなりました。
ArcGIS アカウントの要件
QuickCapture は、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 10.7.1 以降での使用がサポートされています。
注意:
QuickCapture は、ArcGIS Enterprise 10.7.1 以降またはアドオン ライセンスとしてフィールド アプリに同梱されています。 ライセンスは、My Esri からダウンロードできます。
ArcGIS 組織のユーザー タイプとロールによって、アクセスできる QuickCapture の機能が異なります。 詳細については、次の表をご参照ください。 詳細については、「ArcGIS Online のユーザー タイプ、ロール、および権限」または「ArcGIS Online のユーザー タイプ、ロール、および権限」をご参照ください。
ユーザー タイプ | QuickCapture モバイル アプリ | QuickCapture Web サイト |
---|---|---|
Viewer | No | No |
Editor | Yes (QuickCapture アドオン ライセンスが割り当てられている場合) | No |
Field Worker | Yes | No |
Creator | Yes | Yes |
GIS Professional (Basic、Standard、Advanced) | Yes | Yes |
QuickCapture ライセンスを Editor ユーザー タイプに割り当てるには、「ArcGIS Online でのアドオン ライセンスの構成」または「ArcGIS Enterprise でのアドオン ライセンスの構成」をご参照ください。
デフォルトでは、ArcGIS Server はクロス ドメイン リクエストを許可しているため、JavaScript クライアントが任意のドメインからサーバーのサービスを起動することができます。 ただし、ArcGIS Server が特定のドメインだけを信頼するように構成されている場合、https://www.arcgis.com/apps/quickcapture/ ドメインが信頼されていることを確認する必要があります。 ドメインが信頼されていない場合、QuickCapture Web サイトはデータを取得できず、エラーが発生します。 詳細については、「ポータルへのクロス ドメイン リクエストの制限」をご参照ください。
認証
ArcGIS Online で作業中は、モバイル アプリと Web デザイナーの両方が、ビルトイン、SAML、および多要素の認証方法をサポートします。
ArcGIS Enterprise で作業中は、モバイル アプリと Web デザイナーの両方が、ビルトイン、SAML、IWA、PKI、および LDAP の認証方法をサポートします。 認証の詳細については、「ポータルのセキュリティ保護について」をご参照ください。
注意:
SAML PKI を使用するように構成されたポータルにサイン インするには、QuickCapture モバイル アプリで、デフォルトのサイン イン ページではなく、デバイス上で実行されている外部のブラウザーをサイン インに使用する必要があります。 これを有効にするには、手動で externalBrowserSignIn URL パラメーターを共有プロジェクト リンクに追加できます。または、QuickCapture デザイナーの管理設定で [外部のブラウザーを使用]を選択して、組織で作成されたすべての共有プロジェクト リンクと QR コードにこのパラメーターを適用することもできます。
arcgis-quickcapture:// リダイレクト URI を手動で QuickCapture モバイル アプリ アイテムに追加しないと、QuickCapture モバイル アプリでは外部ブラウザーを使って ArcGIS Enterprise 10.9 以前のバージョンにサイン インすることができません。 リダイレクト URI を追加するには、次の手順を実行します。
- Portal for ArcGIS の管理アプリケーションを開き、管理者権限のあるメンバーとしてサイン インします。 この管理ページの URL の形式は https://webadaptorhost.domain.com/arcgis/portaladmin です。
- [Home] > [Security] > [OAuth] > [Update App Info] の順に移動します。
- {"appId":"QuickCapture","redirectURIs":["urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob", "arcgis-quickcapture://"]} と入力し、[Update App] をクリックします。
サポートされている言語
モバイル アプリと Web デザイナーでは、次の言語がサポートされています。
アラビア語、ボスニア語、カタロニア語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、インドネシア語、イタリア語、日本語、韓国語、ラトビア語、リトアニア語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル (ブラジル) 語、ポルトガル (ポルトガル) 語、ルーマニア語、ロシア語、中国語 (簡体字)、セルビア語、スロバキア語、スペイン語、スウェーデン語、タイ語、繁体字中国語 (香港)、繁体字中国語 (台湾)、トルコ語、ウクライナ語、およびベトナム語。
モバイル アプリの場合は、使用される言語がデバイスの言語設定によって決まります。
Web デザイナーの場合、デフォルト言語は、ArcGIS 組織サイトのユーザー言語設定によって決まります。 ユーザーが ArcGIS 組織にサイン インしていない場合、Web ブラウザーの設定が Web デザイナーで使用されます。