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既知の問題

想定または意図したとおりに動作しないモバイル データ収集またはプロジェクト作成の機能と、考えられる解決策または回避策について以下で説明します。

QuickCapture のバグに関するレポートや詳細については、「サポート」をご参照ください。

モバイル作業者

プロジェクト作成者

モバイル作業者

一部の Samsung デバイスでは小数点のカンマが入力できません。

一部の Samsung デバイス上のデフォルトのテンキーボードは、小数点のカンマをサポートしていません。 これは、外部の GNSS 受信機の構成時にアンテナ高さやジオイド差の小数値を入力できないことを意味します。 この問題は、一部の Samsung デバイスに付属のデフォルトのキーボードでのみ発生し、小数点のカンマをサポートしているキーボードを使用することで回避できます。

ストリーミング モードで収集されたポイント レコードは送信できません。

ポイント レイヤーがユーザー入力とストリーミング モードでのレコード収集の両方を受け入れるように構成されている場合は、レコードが送信できません。 このようなレコードは、モバイル デバイス上で破棄する必要があります。 プロジェクト作成者は、プロジェクトを更新して、ユーザー入力とストリーミング モードのどちらかを削除する必要があります。 そうすれば、モバイル作業者が、プロジェクトを更新し、新しいレコードを取得して送信できるようになります。

QuickCapture は、Safari ブラウザーでスペースが含まれるリンクから起動しません。

これは、iOS 上の Safari の既知の制限事項です。 スペースを含むユーザー入力値を含むリンクは起動できません。 スペースを挿入する必要がある場合は、リンクの所定の場所で文字列 %20 を使用してください。

QuickCapture は、iOS 上で ArcGIS Collector または ArcGIS Explorer 内のリンクからは起動しません。

これは、カスタム URL スキーマ リンクを使用する際の iOS の既知の制限事項です。 プロジェクトを iOS 上で ArcGIS Collector または ArcGIS Explorer から起動する場合、QuickCapture リンクを使用する必要があります。 詳細については、「他のアプリとの連携」をご参照ください。

QuickCapture は、iOS 上の共有リンクまたは QR コードからは起動しません。

カスタム URL スキーマは、推奨されるプロジェクトの共有方法ですが、共有プロジェクト向けに QuickCapture リンクを生成することもできます。 デフォルトでは、ユーザーが QuickCapture リンクをクリックすると、モバイル アプリが起動します (インストールされている場合)。 デバイス ユーザーは、リンクを長押しして、ブラウザーで開くオプションを選択することでこの動作を誤ってオーバーライドする可能性があります。または、モバイル アプリのダウンロード時のエラーにより、デフォルト動作が発生しない場合があります。デフォルト動作に戻すには、リンクを長押ししてモバイル アプリで開くか、モバイル アプリをアンインストールし、デバイスを再起動して、モバイル アプリを再インストールします。

QuickCapture は、iOS 13 以降を実行しているタブレット上の共有リンクまたは QR コードからは起動しません。

カスタム URL スキーマは、推奨されるプロジェクトの共有方法です。 iOS 13 以降を実行しているタブレット上では、Safari のデフォルト アプリの設定により、カスタム URL リンクからの QuickCapture の起動は禁止されます。 共有リンクを起動する前、または QR コードをスキャンする前に、デバイスの [設定][Safari] までスクロールし、[Web サイトの設定][デスクトップ Web サイトのリクエスト] を選択し [すべての Web サイト] を無効にします。

QuickCapture は、Windows 上で他のアプリのリンクからは起動しません。

これは、QuickCapture リンクを使用する際の Windows の既知の制限事項です。 プロジェクトを Windows 上で使用する場合、カスタム URL スキーマ リンクを使用する必要があります。 詳細については、「他のアプリとの連携」をご参照ください。

モバイル マップ パッケージ (MMPK) はダウンロードしても開きません。

次の条件が MMPK が開くかどうかに影響します。

  • MMPK が期限切れで、期限切れの MMPK のアクセスのタイプが [開くことを許可しない] に設定されている。
  • MMPK に複数のマップが含まれている。 モバイル アプリには 1 つのマップしか表示されません。

期限切れ状態の MMPK の作成に関する詳細については、「モバイル マップ パッケージの作成」をご参照ください。

オフライン マップを参照しているプロジェクトはダウンロードできません。

プロジェクトに 10.8.1 より古いバージョンの ArcGIS Enterprise 上でホストされている MMPK、VTPK、または TPK タイプのオフライン マップが含まれている場合は、プロジェクトのダウンロードが失敗します。

これらは、QuickCapture がバックグラウンドに存在する場合と他の複数のアプリが動作している場合のデータ取得の違いです。

複数のアプリを実行すると、オペレーティング システムが各アプリに使用可能なメモリのバランスを取ります。モバイル アプリがバックグラウンドに存在し、他のアプリが使用中の場合は、レコードの取得が一時的に中断されます。 レコードがモバイル アプリで連続的に取得されるようにするには、アプリをフォアグラウンドに移動するか、実行するアプリの数を制限するか、プロジェクト ハードウェアの仕様を改善します。

Windows は、合成音声用にサポートされている言語を認識しません。

Windows 10 には、デバイスにインストールされる各言語用の音声のセットが含まれていますが、それらの音声のすべてがサードパーティ ソフトウェアで使用できるとは限りません。

注意:

QuickCapture で使用するために特定の音声を有効にできますが、レジストリを編集する必要があります。

AndroidQuickCapture 1.6 にアップグレードしたら、ダウンロードしたプロジェクトと未提出のデータが消えます。

Android アプリについて Google により定められた保留中のセキュリティ要件に従い、QuickCapture がダウンロードされたプロジェクトと未送信のレコードを新しい場所に保存します。 Local Storage/ArcGIS/ArcGIS QuickCapture にあらかじめ保存されているプロジェクトとレコードが Local Storage/Android/data/com.esri.arcgisquickcapture/files/ArcGIS/ArcGIS QuickCapture に保存されます。

デバイスのレコードを送信してからアップグレードし、その後にプロジェクトを再度ダウンロードすることを強くお勧めします。

iOS デバイスをシェイクすると、ダイアログ ボックスが表示され [元に戻す][キャンセル] かたずねられる。

QuickCapture は、iOS のシェイクで取り消し機能を使用しません。 移動時に QuickCapture を使用するときは、この機能を無効にすることをお勧めします。 [一般] > [アクセシビリティ] > [シェイクで取り消し] に移動して、オプションを無効にします。

iOS 14 ではボタン ラベルがアラビア語で読み上げられます。

iOS 14 以降を実行しているデバイスでは、デフォルトで一部のテキスト読み上げ機能がデバイスで利用できなくなっています。 そのため、ユーザーがプロジェクト ボタンをタップしてラベル テキストが読み上げられると、予想外の言語が聞こえてくる場合があります (通常はアラビア語)。

音声ファイルは手動でデバイスにダウンロードできます。 ダウンロードするには、[設定] > [アクセシビリティ] > [読み上げコンテンツ] > > [声] に移動してデバイスの言語に一致する音声をダウンロードします。 デバイスの言語を確認するには、[設定] > [一般] > [言語と地域] > [iPhone の使用言語] をタップします。

QuickCapture の次回起動時に、ダウンロードした音声が使用されます。

外部ブラウザーを使って ArcGIS Enterprise にサイン インすると無効な redirect_uri エラーが表示される。

arcgis-quickcapture:// リダイレクト URI を手動で QuickCapture モバイル アプリ アイテムに追加しないと、QuickCapture モバイル アプリでは外部ブラウザーを使って ArcGIS Enterprise 10.9 以前のバージョンにサイン インすることができません。 ArcGIS アカウントの要件の手順に従うことで、ArcGIS Enterprise 管理者はこの URI を追加できます。

プロジェクト作成者

絵文字をフィールド名に使用することはできません。

フィールド名に絵文字を含むフィーチャ サービスを作成することはできますが、どのツールでもデータをフィーチャ サービスに送信できません。

フェデレートされていないサービスは、認証情報をアイテムに保存する必要があります。

サービスがトークンベースのセキュリティで保護され、サービスが追加された対応するアイテムに認証情報が保存されている場合は、Web デザイナーとモバイル アプリがフェデレートされていないサービスしかサポートしません。

デザイナーにより生成されたプロジェクト QR コードは、黒い背景で使用すると、スキャンできません。

プロジェクト QR コードを黒い背景に置く場合は、画像に白枠を追加します。

統合 Windows 認証 (IWA) または Public Key Infrastructure (PKI) の認証済みポータルのプロジェクト サムネイルを更新できません。

プロジェクト サムネイルは、Web デザイナーから IWA または PKI の認証済み ArcGIS Enterprise ポータルで追加したり更新したりできません。 サムネイルを更新するには、ArcGIS Enterprise ポータルの Web サイトの [マイ コンテンツ] に移動して、プロジェクトのアイテムの詳細を編集します。

質問は、Web フォームが存在する場合に調査からのみ取得できます。

リンク ボタンを構成して Survey123 フィールド アプリと統合した場合、Web フォームを含まない調査を選択すると、QuickCapture デザイナーは調査から質問を取得できません。 デザイナーで調査の質問のリストを設定するには、Survey123 Connect で調査を開き、[公開] をクリックして [オプション] をクリックし、[Web フォームの作成] を有効にします。 [OK] をクリックし、[調査の公開] をクリックします。

一意の値しか許可されていないフィールドに値を割り当てることができません。

フィールドで一意の値しか許可されていない場合、一意ではない値が作成されてアップロード エラーが発生するのを防ぐために、値 (固定値、ユーザー入力、または変数) が割り当てられないようになります。 固定値、ユーザー入力、または変数を追加する場合は、最初にフィーチャ レイヤーからフィールドの一意の値の要件を削除する必要があります。 一意の値だけを許可するフィールドがあるプロジェクトを保存することはできますが (この場合、モバイル アプリによってこのフィールドに送信された値は常に Null になります)、一意の値だけが許可されていてその入力が必須のフィールドを参照するプロジェクトは保存できません。

プロジェクト ユーザー入力をフィールドに割り当てることができません。

プロジェクト ユーザー入力はプロジェクトの任意のフィールドにある複数のボタンに適用できます。 ただし、制限が 2 つあります。

  • フィールド タイプは文字列のタイプである必要があります。
  • フィールドの値 (ドメイン) のリストは、基のフィーチャ レイヤーに定義できません。